2017年4月9日日曜日

置いて行かれずに聴き続けるために

人は年齢を重ねるに連れて時間の感じ方に変化が出るそうです。
加齢とともに代謝が落ち、体内時計の進みが遅くなることで
時間に置いていかれるように感じるんだとか。
要するに若いときよりも時間の流れを早く感じてしまうのです。
これは誰しもが実感することかと思います。

これに関連して、最近不審に思うことがあります。
自分が昔聞いていた音楽を思い浮かべたとき、
それを時間通りに昔のものと考えることができないのです。

コンスタントに活動しているバンドということでSLAYERを例にします。
(個人的な趣味の例示になり、わかりづらいかも知れませんが・・・)

まず、自分が二十歳そこそこのころの作品。
DIVINE INTERVENTION1994年)~DIABOLOUS IN MUSICA1998年)

その間4年。
この4年間は妥当な印象。結構待った覚えがあります。
うん、たしかに4年くらい空いてたかな。

次にCHRIST ILLUSION2006年)~WORLD PAINTED BLOOD2009年)
その間3年です。
でも自分の感覚ではそんな長さを感じてません。
しかも、もう10年ほど前なんですね。2~3年前の話しのように感じます。
もっというとこの期間(3年)は中学、高校と同じ期間です。
全然密度感覚が違います。

もちろん聴き込んだ量、思い入れの影響、
当時受けた衝撃差なども関与していますが、
明らかに時間密度感覚のずれも感じます。

これって、注意しないといけないことかと思います。
時間軸が変に圧縮されて認識されてしまい、
近年の歴史を軽視してしまったり、新しさを見出そうとしない。
さらには否定的な目からスタートしてしまう。

…自分はその傾向が強い性格だと自覚しています。
つい批判から入る癖がある。
余計に気をつけなきゃいけません…

加齢による経時の加速感の原因ですが、
一般に言われる上述の「代謝の低下」に起因する話しのほか、
以下の説を個人的に考えています。

「好奇心の喪失」
年齢、経験とともに好奇心は失われていきます。
そのため、好奇心が強い少年、青年時代に比べて、
事物に対する積極性、集中の瞬間、
つまりは忘我、没頭が少なくなることで、
体感時間の密度が減っていくのではないか。

「代謝の低下」は抗いがたい面もありますが、
せめて「好奇心」は意識して維持していきたいものです。

時間に置いていかれないためにも
できるだけ正当、偏らない感覚で音楽を聴き続けるためにも


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さて、
いよいよ来週日曜はABNORMALSレコ発です。

ギラギラした2バンドとの共演も楽しみです。



そして6月にはele-phant企画です。
久々に真っ黒でハードなメンツとの共演です。


両企画とも宜しくお願いします!



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