2017年4月24日月曜日

レコーディングでのベースノイズについて


何度か告知させていただいております、こちらの企画、
 実はこの日にele-phantの新7インチEPを発売予定です。
毎度おなじみのインディーレーベルの良心こと

レコーディングは先月済ませてまして、
すでにドラムの荒木君によるミックス、マスタリングが完了し、
ぼちぼちプレスに入る段階です。

パッケージもかなり凝ったものになります。
一昨年のアルバムでもかなり凝った印刷でやらせていただきましたが
今回は印刷ですらありません。
詳細は追って開示させていただきます。

久々のele-phantレコーディング、
今回はベースのノイズに悩まされました・・・

ele-phantでのベースの音作りは一般的ではありませんので
あまり参考にはならないかもしれませんが、
忘備録もかねて、今回のレコーディング時に発生したベースノイズと
その対策についてまとめます。


・シールド劣化でのノイズ

一番情けない要因です。
10年以上使い込んだシールドを使おうとしたところ、
おそらくジャック部起因と思われるノイズが多く、
使用に耐えませんでした。

断線とかであれば明らかにわかりますが、
ジャックの磨耗や汚れ、錆での微細な影響はコンプや歪みをきつめにかけないと
気づけない場面もあります。

当時、結構高価なものでしたので、
変に信頼しきってました。失敗。


・アースでのノイズ

ベースのアースが不十分でノイズが止まりませんでした。
ジャック部〜ブリッジのアース線が微妙に効いていなかった様子。

レコーディング現場ではリード線をガムテープでジャック部に固定し、
もう一端を自分の体に接触させて対応しました。


・ハイゲインディストーションでのノイズ

以前に記事に書いた改造メタルゾーンをメインの歪みにし、
前段のボリュームペダルで歪み量を調整、
メタルゾーンは踏みっぱなしになってました。

ベースがシングルコイルということ、上記のアース問題もあり、
サーっというノイズがどうしても止まりません。
これは仕様上、ある程度は仕方がないことでありますが、
本気で対策するならノイズサプレッサー使うとか、
エフェクターを変更するとか必要な内容です。


・その他

原因不明ながら音切れの際に変な倍音感、ビビリ感がある。
それがディストーションで増幅、強調されてしまい、
ハウりみたいな高音がでてしまう。

おそらくブリッジの磨耗ではないかと考えてます。
ブリッジはバダスを使ってますが、こちらも15年以上使っており、
駒がだいぶ減ってますので・・・
赤丸部、思いっきり跡がついてます。バダスも15年使い込むとこんなになるんですね。


昨年はABNORMALSのレコーディングがあり、
同じベースを使っていますが、
そちらはエフェクターなし、生音のライン録音でしたので、
こうした現象、不調に気づきませんでした。

毎度、レコーディングは勉強になります。
本当はレコーディング前に
すべてのトラブルを対策済みで臨むべきなんですけどね…



2017年4月21日金曜日

アブレコ発


先週末はABNORMALSレコ発にて新大久保アースダム。
お越しいただきました皆様、ありがとうございました!
ステージに出づらくなるくらいに
大いに盛り上げていただいた共演の
THE SLOWMOTIONSと九狼吽にも大感謝です。

今回はレコ発ということで
NEW ALBUM「黙示録」から全曲演奏と旧曲演奏の
2部構成で1時間強のステージ。

過去にやってきたバンドでもそうでしたが、
俺はあまりステージから客席を見ないタチです。
でも、今回は不思議と見渡させていただく機会が多く、
そのたびに楽しそうに盛り上がるお客様を見て
いい一日を実感させていただきました。

旧曲では自分が加入して初めて「荒廃の月」を演奏。
アルバム「NO SURRENDER」(1999年)収録のこの曲、
当然加入前の曲で、当時から好きでよく聴いた曲です。
ele-phant開始前夜の模索時期に一人卓録で
ギターレスバージョンを勝手に作ってみたりしちゃうくらい…)

上述のお客様からの熱の実感させていただきつつの
この曲の演奏。色々と胸に去来するものがありました。

ABNORMALSは歴史の長いバンドなので
オリジナルメンバーであるCOMIさん以外は
それぞれの活動を経て加入に至ってます。

当然メンバーそれぞれが抱く
過去のABNORMALS観、旧楽曲観は共通ではなく、
それぞれの想いを持っています。
それをステージで結実させる作業っていうのは
ならではの楽しみであり喜びです。

そして今回のアルバムを経て、
現メンバーでの「ABNORMALS」観が共有できた気がします。
これはあくまでも次へのスタートライン。
今後にもご期待ください。

次のABNORMALSはレコ発名古屋編。
またしても九狼吽との共演。
中部方面の皆様、ぜひお越しください。





2017年4月9日日曜日

置いて行かれずに聴き続けるために

人は年齢を重ねるに連れて時間の感じ方に変化が出るそうです。
加齢とともに代謝が落ち、体内時計の進みが遅くなることで
時間に置いていかれるように感じるんだとか。
要するに若いときよりも時間の流れを早く感じてしまうのです。
これは誰しもが実感することかと思います。

これに関連して、最近不審に思うことがあります。
自分が昔聞いていた音楽を思い浮かべたとき、
それを時間通りに昔のものと考えることができないのです。

コンスタントに活動しているバンドということでSLAYERを例にします。
(個人的な趣味の例示になり、わかりづらいかも知れませんが・・・)

まず、自分が二十歳そこそこのころの作品。
DIVINE INTERVENTION1994年)~DIABOLOUS IN MUSICA1998年)

その間4年。
この4年間は妥当な印象。結構待った覚えがあります。
うん、たしかに4年くらい空いてたかな。

次にCHRIST ILLUSION2006年)~WORLD PAINTED BLOOD2009年)
その間3年です。
でも自分の感覚ではそんな長さを感じてません。
しかも、もう10年ほど前なんですね。2~3年前の話しのように感じます。
もっというとこの期間(3年)は中学、高校と同じ期間です。
全然密度感覚が違います。

もちろん聴き込んだ量、思い入れの影響、
当時受けた衝撃差なども関与していますが、
明らかに時間密度感覚のずれも感じます。

これって、注意しないといけないことかと思います。
時間軸が変に圧縮されて認識されてしまい、
近年の歴史を軽視してしまったり、新しさを見出そうとしない。
さらには否定的な目からスタートしてしまう。

…自分はその傾向が強い性格だと自覚しています。
つい批判から入る癖がある。
余計に気をつけなきゃいけません…

加齢による経時の加速感の原因ですが、
一般に言われる上述の「代謝の低下」に起因する話しのほか、
以下の説を個人的に考えています。

「好奇心の喪失」
年齢、経験とともに好奇心は失われていきます。
そのため、好奇心が強い少年、青年時代に比べて、
事物に対する積極性、集中の瞬間、
つまりは忘我、没頭が少なくなることで、
体感時間の密度が減っていくのではないか。

「代謝の低下」は抗いがたい面もありますが、
せめて「好奇心」は意識して維持していきたいものです。

時間に置いていかれないためにも
できるだけ正当、偏らない感覚で音楽を聴き続けるためにも


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さて、
いよいよ来週日曜はABNORMALSレコ発です。

ギラギラした2バンドとの共演も楽しみです。



そして6月にはele-phant企画です。
久々に真っ黒でハードなメンツとの共演です。


両企画とも宜しくお願いします!