2016年6月15日水曜日

アンプ遍歴 その2 (1997~2001)

アンプ遍歴その2です。
その1はこちら。


ハートキー3500とネメシスの10インチ8発を使い初めました。
ハートキーはその後も20年近く付き合いました。
いまでも最高のベースアンプの一つだと思ってます。

ハイパワーでクセが少ないので足元で音を作るタイプの俺にはバッチリでした。
また壊れにくいのもありがたいです。
基本的にアンプは機材車に積みっぱなしでしたが、一度も故障はなかったです。
ヒューズ交換くらい。単純に当たりを引いたのかもしれませんが。

そして今度はネメシスキャビが気にいらなくなってきます。
低音が上手く飛ばない。
軽いキャビでしたのでハートキーのハイパワーは支えきれなかったのかもしれません。
特に当時はヤケクソ気味に音量を上げてましたので。

そこで今度はキャビを買い換えることになります。
peavyの18インチ2発という怪物キャビを中古で購入。
スピーカーサイズで低音を約束するっていうなんとも80年代的、
アメリカ的なキャビです。
低音感がありつつスピーカーが少ないので
音圧は10インチ8発にかなわないものの音の濁りは少なく、いいキャビでした。

ですが年代物の大型スピーカーということもあり、大音量への耐久はイマイチだったようです。
ある時、ライブのリハでビビリ音がひどく、スピーカーを確認するとコーン紙に破れがある様子。
応急処置としてガムテープでふさぎいつでも確認できるように
フロントグリルを外して本番を迎えたのですがライブ中盤から音が変にひずみ始め、
それでも演奏を続けていると後ろから紙くずのようなものが飛んでくる。
振り返るとスピーカーのセンターキャップがビリビリに破けて
スピーカーの振動で断続的にふっとんでました。
そのままライブを続けましたがもちろん音は最悪…
あとにもさきにも初めての経験でした。

リプレイス用の18インチスピーカーというのも探せず、そのキャビはそのままお別れとなりました。
その後はキャビを保有しない時期が続きます。
ハコの機材や対バンの機材を借りたりしてました。

そのころは”その一”の冒頭に書いた20000vの機材バトル(?)が最高潮で、
5バンドイベントでアンペグ810キャビ、通称冷蔵庫が2〜3台持ち込まれるような日もある始末。
ステージの面積を圧迫するは転換に時間がかかるはで、
できるだけ友達どうし共演の際はキャビを貸しあったりしてました。

当時、アンプを買うとなると出会いも大きな要素でした。
ネットの無い時代ですので欲しいメーカー、品番があってもそれを探すことが出来ない。
新品ならまだしも中古は今以上に出会いに左右されます。
出会いを求めてよく新大久保の中古屋を覗いたものです。
ネットで細かな在庫情報が確認できるようになった今でも
その頃の刷り込みで中古屋に行くと血が騒ぎます。

その頃の自分の中にアンペグの大型アンプへの憧れがありました。
周りのバンドにsvt2proやsvt crassicのユーザーがいて、その低音感に圧倒されてました。
いつか自分も使ってみたいと思ってました。

そんな折、何気なく立ち寄った池袋の楽器屋でsvt2pro+810キャビに出会い衝動買い。
当然ローン。
当時はフリーターで貧乏なのに。

しかしsvt2proヘッドは1年程度で手放すことになります。

低音感が魅力だったのですが低音を上げていくと当然抜けない。
なので中高域もあげていくとよく聴くゴリっとしたアンペグ定番のドンシャリサウンド。
これはこれで魅力的ではありますが当時の自分のフレージングに合いませんでした。
あのころの音作りは典型的な足し算思考だったので、
モンスターアンプは制御しきれなかったという結果です。

いまならもう少し上手く使える自信がありますが、
やはりあの重さを思うともう一度保有するってことは無いでしょうね。
ヘッドだけでも30kg以上あったはず。
キャビに至ってはエレベーターの無い地下会場への搬入は命懸けです。三茶のヘブンズドアとか。
ましてや腰痛もちとなった今の俺には辛いです。
その重さだと普段のスタジオに持ち込むのも苦しいので慣れるにも時間がかかるし。

アンプ選びで実は重さって重要な要素なんじゃないでしょうか。
デカもの、重ものはハクはありますが普段使いを考えると移動、搬入がきつい。
結局”いざという時”用になっちゃって自分のアンプなのにたまにしか使わなくなったりとか。
そうなると使いこなせるようになるにも時間がかかる。
さらには友達と対バンだったりするとアンプの持ち込み有無でその日のやる気を勘ぐられたり。
まぁこれはかなり微妙なデメリットですが。

いずれにしろ機材は常に使えるように軽いに越したことはないですね。
もしくはスタッフ雇うか体鍛えるか。

さて、
こうしてハートキー3500とアンペグ810の組み合わせを使い初めることになります。
大音量かつクリアなアンプ+頑丈で高音圧なキャビ。
いまでもベストな組み合わせの一つだと思ってます。

その3に続く

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