2016年2月21日日曜日

ライブ予定

久々に熱出して寝込んでます。
年とともに寝込む頻度が上がっているように思います。
体調管理に気をつけなくちゃ。

そんな中、ライブ情報の告知です。

ele-phant

2016.3/6(sun)
"HEAVY BLOOD"
OP.17:00 / ST.17:30
ADV.1800yen / DOOR.2300yen (+1D)

DIE YOU BASTARD!
裏窓
ASTRO+原田仁
ele-phant
SELF DECONSTRUCTION
LOA+A
Nobuhiro Okahashi


ABNORMALS

2016.4/3(sun)
"TRIBUTE TO THE GRIFFIN 
 THE LAUGHTER AND THE TEARS 発売記念GIG"
OP.18:00 / ST.18:30
ADV.2500yen / DOOR.3000yen (+1D)

THE GRIFFIN 
ABNORMALS
THE PRISONER
ANGER FLARES
STRANGENESS

DJ:鮫肌文殊/Noroi Garcia

よろしくどうぞ。

2016年2月14日日曜日

音圧と音量(ベース用キャビネットの選定について)

今回はスピーカー(キャビ)の音量、音圧についてです。
主観全開記事ですので、そのおつもりで。

ベース用スピーカーキャビネットを購入するにあたり、
まずは当然ヘッドとのインピーダンスや許容入力のマッチングを確認しますが、
スピーカーのレイアウトを選定するにあたっては
「音量や音色」ではなく「求める音圧と許せる濁り」を優先して検討すべきだと考えています。


まず音量について。
音量を決めるのはスピーカーの数のように思われがちですが、
必ずしもスピーカーの数と音量は比例しません。

もちろんアンプの出力や物量を増し、
スピーカーを再生効率の高いものに替えれば、
ある程度までは比例関係に近い音量まではいきます。
ですが、それでもスピーカーの数を倍にしたら全体の音量が倍になるというわけではありません。
なぜならそれぞれのスピーカーからでる音どおしが互いの音をマスキング(ぶつかってかき消しあう)するからです。
音の濁りが増していき、音量感は上がらなくなってきます。

音量感に不足を感じる場合はスピーカーの交換が有効です。
スピーカーの音量はスピーカーの再生効率で決まります。
また強調しやすい音域は同じサイズのスピーカーでもメーカー、グレードによって異なります。
スピーカーを変更することで音量、強調音域を変更することで音量感(うるささ)のUPが可能です。

ele-phantでは以前、12インチ4発キャビをメインに使っていましたが
今はスピーカーをeminence DELTALITEⅡ 2512に変えた12インチ1発コンボです。
同スピーカーはいわゆるPA用のフルレンジスピーカーで、再生効率にすぐれ、再生音域も広いです。
スピーカーの数は4分の1になりましたが充分な音量が得られています。


音量に比べ、音圧はスピーカーの数で差が出やすいです。
音圧とは文字通り、音の押す圧力です。
スピーカーが多ければ空気を押す面積が増え、音圧を増しやすくなります。
小型スピーカーが一発のキャビは点で音を押し出しますが、
ampeg 810Eに代表されるような10インチを8発敷き詰めたキャビなどは、
面で音を押すこととなり、より多くの空気を震わせることになります。
圧は体で感じますので音量に比べ際限なく上げられます。
例えばローチューニングで大量のキャビをならすborisのライブに行くと音圧で体が揺れます。

余談ですが、周波数が低いということは音が遅いということで
その分、圧は高温よりも長く強く生まれます。
総じてベースアンプのほうがギターアンプよりも高出力なのはここに起因します。
低音を確実に押し出すためには高出力が必要なのです。

最近はスピーカー、PA機材の高性能化により、
搭載スピーカーが小型、少数でもそこそこの音圧がだせるキャビも増えましたが、
基本的にはスピーカーが多いほうが音圧には有利です。

スピーカーの数が多いと音量はともかく、音圧が得やすいならば多いほうが理想的かというとそうでもありません。
先述の通り、音が濁るのです。

同じ音を多数のスピーカーで同時に鳴らしても聞き手の耳に届くには僅かに時間差が生まれます。
ベースキャビネットだとバスレフも空いていたりするのでなおさらです。
さらに環境次第では反響音などリバーブ効果も生まれ、音はストレートに響かなくなります。
つまり音圧を得ようとしてスピーカーを増やすと音は濁りやすくなるのです。


以上の通り、音圧、濁りはキャビネットのスピーカー数や設計に支配されやすく、
プレイヤー側の調整では如何ともしがたいけれど、
音量はスピーカー交換やアンプの変更である程度の調整が、
音色はアンプや足元で調整が効きます。
なので、取り返しがつきにくい音圧や濁りを優先して選定すべきと考えているのです。

ちなみに俺が理想的と考えているスピーカーキャビネットは特大のスピーカー1発です。
空気を押す面積が広くて濁りも無い。
映画バックトゥザフューチャーの冒頭でそんなのでてきますね。
主人公がプラグインしてギターを弾くと音圧で吹っ飛びます。
あれが理想的です。
きっと大音量、高音圧でありながら
スピーカーが少ないことで濁りは最低限なのではないかと思ってます。

2016年2月4日木曜日

Akima&Neos King Rocker Bass

エフェクターレビュー、
今回はAkima&NeosのKing Rocker Bassです。

このペダル、基本的にはベース用のプリアンプ、オーバードライブでして、
たった3つのノブで古き良きチューブベースアンプのドライブ感、コンプ感が得られます。

俺が理想と考えているベースサウンドのひとつがKYUSS時代のScott Reederの音です。
しっかりローがありつつ適度な歪みで輪郭がはっきり出てる。
あの音、おそらくオールドアンペグでチューブドライブさせているのだと思うのですが、
あの音をラインで再現すべく、当時いろいろ研究しました。
ラインで作っとけばライブ会場、レコーディングスタジオに
どんなアンプがあっても安心ですので。

たどり着いたセッティングはギター用サンズアンプGT2でハイミッド寄りな歪みを作り、
パラレルで出力して片方はモーリーワウ(かけっぱなし)、
片方はそのままで小型パッシブミキサーでまとめて最後にEBS MULTICOMPでそろえる。
これが当時たどり着いた組み合わせでした。
モーリーワウのかけっぱなしがキモでして、こもりすぎないロウが得られました。

Bucket-Tもearthblowも微調整はするものの、基本はこのセッティング。
Bucket-Tが解散し、いわゆるベース的な音作りから離れていた折、
ABNORMALSに加入することとなり、音作りを再考する中でこのペダルを衝動買いしました。
以降、ABNORMALSでのセッティングはKing Rocker Bass1個です。

他社のプリアンプペダルはいわゆるベースアンプヘッドの
プリアンプ部を取り出したような思想が多く、
ゲイン、EQ、ドライブ、ドライブレンド、マスターが基本構成かと思いますが、
King Rocker Bassは思想が異なります。

3つのノブはMIST,BITE,LEVELと名づけられていて、
MISTで基本の太さ、音量がきまります。
これだけでもこもりすぎない太さとコンプ感が得られます。
この絶妙感は素晴らしいです。
BITEで歪み(というか倍音の量)を、LEVELでその音量を操作します。
特徴的なのが他のオーバードライブやプリアンプと異なり、
歪ませても基本の音が痩せず両立することです。
たいていのペダルは歪ませるとボトムがやせたりします。
対策のためにドライブレンドがついていたりするんですが、
ドライ音がドライすぎて歪みと混ざりにくい。
このペダルは本当にちょうど良く両立してくれます。

どんなアンプでもフラットに音作りしておけば
このペダルを通すことでKYUSS(風)サウンドが作れます。
そんなわけでこれを入手してから自前のベーアン持ち込みはしなくなりました。
ベースキャビの特徴が出やすいスタジオライブや小会場はともかく、
そこそこの会場であれば外音はこのペダルのライン出力だけでOKです。

ただこのペダル、価格が強烈です。
アンプ類含めてもウチの機材中、横綱クラスです。
その価値は充分ありますが。
…あとは名前が自意識強めでちょっと恥ずかしい。
胸はって使えるようになるようにがんばります。

Akima&Neosメーカーサイトにはブログもあり、音作りの考え方を勉強させて頂いています。
こういう実践的で独特なメーカーさんは大好きです。