2016年1月6日水曜日

ベースでギターアンプを使う

ele-phantというバンドはベースとボーカルとドラムのギターレストリオ編成です。
狙いは歌とぶつかりやすい音域を無くすことと、
ベーシストである自分のエゴだったりするんですが、
ギターの音域も最低限は出す必要に駆られ、ベースからの信号をパラレルで
ギターアンプ、ベースアンプを鳴らしています。

ベースでギターアンプを使うにあたり、よく言われるのが
ベースだとギターアンプが耐えきれずに壊れてしまうっていう話し。
今回はその辺について自身の経験、考えを書きます。


自分もギターアンプを使い始めた当初は結構神経質になったりしましたが、
使い方を誤らなければ、壊れるようなことはまずありません。

よそを見渡しても、例えばruinsは長い海外ツアー中、会場のギターアンプもベースで鳴らしますが
壊したことは無いそうです。

そもそもギターアンプ、ベースアンプの違いは強調される音域であって構造には大きな違いがありません。
特に昔のアンプはギター、ベースの区別はありませんでした。
例えば太いクリーントーンが得られるとして本来ベースアンプであるフェンダーベースマンは
ギタリストに愛されました。

違いがあるのは上述の強調音域の差とスピーカーの再生音域です。
このスピーカーの差は大きくて、良く言われる通り竿ものを変えるより
スピーカーを変えることの方が音への影響は大きいです。
この辺は長くなりそうなのでまたの機会に。

ベースでギターアンプ、スピーカーを壊すとすると、
このスピーカーの差異を強引に埋めようとしてしまう場合にはありえるかと思います。

以前、実験してみたのですが、
スピーカーを飛ばしてもいい12インチ1発のギターコンボアンプにベースをつなぎ、
プリアンプペダルとイコライザーペダルで大音量かつ、100hz以下を強調して
「ベースらしい音」を作ってみました。
結果、音域音圧ともにイマイチな上、アンプのボリュームを上げて弾き込んでいくと
スピーカーにビビり音がでてきて、その後、ビビリ音がとれなくなりました。
どうやらスピーカーが壊れたようです。

さすがにここまでやるとスピーカーは壊れますが、アンプ部分はなんともありません。
実験に使ったアンプはその後スピーカーを取り替え、今も元気です。

このアンプはどちらかというとクリーンに定評のあるアンプでしたので、
もともと大音量向けのスピーカーは乗せられていません。
仮に低域、大音量向けのスピーカーが乗っていたらまた別の結果になっていたと思います。

ギターアンプにベースを突っ込んでも、アンプは壊れません。
ただしスピーカーは仕様を超えた無茶をさせると壊れます。

この仕様というのがキモでして、
そもそも低域志向のスピーカーが乗って無いのでベースらしい音は出にくいのです。
(キャビネットもバスレフが開いていないなど、低音志向の設計になっていませんし。)
さらに、上述の通り、アンプの志向もベースの低域には寄っていないので
結果的に普通のバンドアンサンブルで求められるベース音は出せない(出にくい)ということになります。
ギターアンプでベースを弾くときにはその辺を意識して用途を踏まえた使い方が必要かと思います。
例えば低音は狙わず、中高域〜高域の音を鳴らすのであれば、
音量にあげてもまず壊れません。特に最近のギターキャビであればまず問題ありません。

※経験に基づいた話しですが、お試しになる際はあくまでも自己責任でお願いします!

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